備忘録

XPからWindows7の共有フォルダにアクセスできなくなる

2013年9月11日

Windows7のパソコンにて共有フォルダを作成し、複数の人がその共有フォルダ内のファイルを編集していたのですが、突然XPユーザーから共有フォルダにアクセスできなくなりました。 Windows7、Vistaのパソコンからは正常に共有フォルダにアクセスできるのですが、XPのパソコンだけアクセスできない…… 再起動を行うとしばらくは共有フォルダにアクセスできるのですが、数十分~数時間するとアクセスできなくなります。 何か原因あるのかと思い、イベントビューアを確認 非ページプール割り当ての制限に達したため、サーバーはシステムの非ページプールから割り当てることができませんでした。 というエラーが大量に表示されていました。 Windowsのサイトにて確認してみると、SMBという共有のプロトコルが上限を超えてしまった為に見に行くことができなくなったみたいです。(SMBとは共有ファイルやプリンタ共有に使うプロトコルだそうです。) SMBのデフォルト値は10なのでレジストリエディタを使って修正すると解決するみたいです。 修正方法 スタート→プログラムとファイルの検索で【regedit】と検索 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Lanmanserver\Parameters
を調べ、編集⇒新規⇒DWORD(32ビット)値をクリック 「MaxMpxCt」という名前を作成します。

「MaxMpxCt」を右クリック⇒修正を選択
表記を10進数にし、値を255にします。 同様に「MaxWorkItems」も作成し、値は10進数の1024に設定します。 最後に「Size」の値を10進数の3にします。(16進数でも値は同じですが念のため…) ファイルタブ⇒レジストリエディタの終了をクリックしてレジストリエディタを終了させます。 OSを再起動させばXPからもwindows7の共有フォルダに見に行くことができるようになると思います。 XPのサポートはだいたいあと半年ですね。延長の噂もありますが…… ※レジストリエディタは誤った変更を行うと不安定を起こしたり最悪Windowsが立ち上がらなくなったりする場合があります。
  変更の際は自己責任でお願いいたします。  
  SMBとは(http://e-words.jp/w/SMB.html) Windows Vista ベースのファイル サーバーに送信される同時実行の SMB 要求の最大数を構成することはできません。
http://support.microsoft.com/kb/937082) MaxWorkItem および MaxMpxCt 値によって制限されます。 ログオンし、ターミナル サーバー クライアントの接続
(http://support.microsoft.com/kb/232476/ja)

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