ソースネクストのライティングソフト『B’s Recorder GOLD』にはバックアップ機能が搭載されていますが、リストア(復元)を行おうとした際に、特定の条件下でエラーが発生し、躓くことがあります。
特に、パーティション構成を変更してしまった後に元の環境に戻そうとする時は注意が必要です。
本記事では、リストア時に「Hard disk that is restored is not found」というエラーが表示された際の原因と、バックアップファイルから元のパーティション構成を確認・復元する方法について解説します。
エラーの原因:パーティション構成の不一致
B’s Recorder GOLDのバックアップ機能は、「バックアップ時と全く同じハードディスク」かつ「全く同じパーティション構成」であることがリストアの必須条件となります。
そのため、もしHDDを交換していたり、同じHDDでもパーティションを結合・分割して構成を変えてしまっている場合は、以下のエラーメッセージが表示され、リストアが実行できません。
Hard disk that is restored is not found
(復元するハードディスクが見つかりません)
公式の対処法
ソースネクストの公式サイトでも、この仕様については言及されています。
参考:ソースネクスト サポートページ
Q. バックアップしたデータがリストアできない
解決するには、「開始セクタ」および「パーティション構成」をバックアップ取得時と完全に同じ状態に戻す必要があります。
元のパーティション構成がわからない場合の対処法
「構成を戻せと言われても、バックアップをとった時のパーティションサイズなんて覚えていない!」
という場合でも諦める必要はありません。
実は、B’s Recorder GOLDのソフト側から、バックアップファイル内のセクタ情報を確認することが可能です。以下の手順で正確な数値を割り出し、パーティション管理ソフト等で適用しましょう。
手順:バックアップファイルから構成情報を読み取る
- B’s Recorder GOLDを起動する
- ソフトを立ち上げ、バックアップ/リストアのメニューを開きます。
- バックアップファイルを選択・確認
- 作成済みのバックアップファイルを読み込みます。
- セクタ情報を確認する
- 詳細情報画面にて、バックアップデータの「開始セクタ(Start Sector)」および「終了セクタ(End Sector)」の数値を確認し、メモを取ります。
パーティションの再設定
メモした「開始セクタ」と「終了セクタ」の情報をもとに、市販またはフリーのパーティション管理ソフトを使用して、対象ハードディスクのパーティションを再構築します。
数値が完全に一致すれば、B’s Recorder GOLDは「元のハードディスクである」と認識し、無事にリストアが開始されるはずです。
まとめ
B’s Recorder GOLDのバックアップは非常に厳密なチェックを行っていますが、裏を返せばセクタ情報さえ合致させれば復元は可能です。
「Hard disk that is restored is not found」が出て焦っている方は、ぜひ一度バックアップファイル側の数値をチェックしてみてください。