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Anker Prime Charging Station (6-in-1, 140W) 6-in-1 充電ステーション 購入しました

2024年1月29日

デスク配置用としてAnker Prime Charging Station (6-in-1, 140W) 6-in-1 充電ステーション 購入しました

外観

外箱

カメラに埃がついていたようですが汚いですが、外箱はこんな感じでした。

GaN Primeを使うことで最大140Wまで対応しているようです。

USBポート合計で140W、定格出力1000Wまでなので、コンセントからドライヤーなどは使えなさそうです。

内容品

中身は下記4点だけでシンプルでした。

  • 本体
  • 電源ケーブル
  • 説明書
  • 製品サポートについての紙

本体と電源ケーブルの接続部分は特殊な形状になっていました。

性能・使用

この製品の魅力は主に下記2点です

  • 複数USBポート同時利用時における電力供給量が向上されている
  • 出力状況がディスプレイ画面で可視化されている

複数USBポート同時利用時における電力供給量が向上されている

Anker Prime Charging Station (6-in-1, 140W)の各ポート利用における電力供給量は下記の通り

  • 1ポート利用時
    • TypeC:最大140W(5V3A=15W、9V3A=27W、15V3A=45w、20V5A=120W、28V5A=140W)
    • TypeA:最大12W(5V2.4A=12W)
  • 2ポート利用時
    • TypeC+TypeA:最大132W(120W+12W)
    • TypeC+TypeC:最大130W(65W+65W)
  • 3ポート利用時
    • TypeC+TypeC+TypeA:最大137W(65W+60W+12W)
    • TypeC+TypeA+TypeA:最大135W(120W+TypeA合計で15W)
  • 4ポート利用時
    • TypeC+TypeC+TypeA+TypeA:最大140W(65W+60W+TypeA合計で15W)

Anker Prime Charging Station (6-in-1, 140W)はType-C 1ポートで140Wまで利用可能ですが、Type-C 2ポート利用時でも65W+65Wで130Wまで使えるようになっており、
4ポート同時利用でもTypeCの電力出力量が65W+60Wとなっているのが魅力です。

1世代前の製品(Anker 727 Charging Station)ですと、TypeC2ポートの同時出力が65W + 30W (最大95W)、4ポート同時出力がType-C:(45W + 30W)とType-A(合計15W)の(最大90Wとなっているので進化してます。

4ポート同時出力の場合、Type-Cの給電が最大45WとノートPCの給電をあきらめないといけない場面が出てきますがAnker Prime Charging Station (6-in-1, 140W)は気にしなくて良いのがメリットですね。

また60W以上の出力があるのでノートPC2台の充電も可能ですし、急速充電に対応しているスマホであればノートPCの電源と別にスマホの充電も可能になるので利便性が上がると思います。

出力状況がディスプレイ画面で可視化されている

Anker Prime Charging Station (6-in-1, 140W) 6-in-1 充電ステーションはディスプレイを搭載しており、供給状況を可視化できるようになりました。

可視化できるものも下記3つで表示切替が可能となっております。

  • 合計供給電力量
  • 各ポートの供給電力量
  • 各ポートの供給電圧、電流値

各ポートの供給電圧、電流を見ることでどれくらい出力されているのか可視化できるのはいいですね。

合計供給電力量
各ポート供給電力量
各ポート供給電圧・電流値

表示を見るにType-Aの場合は無負荷でも電圧かかってるかもしれないですね。

検証

実際にどれくらい電力が供給されるか試してみました。

モバイルバッテリー(Type-C 1ポート目に接続)

Anker PowerCore Ⅲ Eliite 26K 87Wを接続しました。


こちらはUSB-TypeCの入力出力で20V5A対応しているらしいですが、供給電力量は54Wと少し残念な結果に。
ただ、20Vで供給できていたのでケーブルが問題だったのかもしれません。

合計電力量の右上に表示されている温度計みたいなマージはActiveShieldというもので温度が異常に上昇した場合に供給電力量を調整する仕組みみたいです。
温度が上昇すると青色点滅するようです。

PD対応PC(Type-C 2ポート目に接続)

モバイルバッテリーを接続している状態でPD対応ノートPC(富士通製 LIFEBOOK WU2/C3)を接続
LIFEBOOK WU2/Cは最大45W(20V/2.25A)以上供給可能な機器であれば充電できるようです。

結果として55.61W+51.62Wの合計107W給電してました。
合計電力量の左側にE-maker Cableと記載されていました。これはUSB3.1以上に対応するUSB Type-Cケーブルに内蔵されているICチップを搭載しているケーブルを認識している場合に表示されるようです。
1ポート目で表示されておらず、2ポート目に表示されたので赤色のケーブルはE-maker搭載、1ポート目はE-maker非搭載なのかな。

ドローン充電器(Type-A 1ポート目)

DJIのドローン充電器Type-Aを差し込みました。

Type-Cで30W付近まで供給可能ですが、Type-A接続すると10W程度の給電でした。
3ポート合計で117Wと最大値(135W)には届かないものの、高出力で給電されていますね。

中華製エアダスター(Type-A 4ポート目)

Amazonで購入した中華製エアダスターをType-Aに差し込みました。

合計電力量は127Wと最大140Wより13Wほど少ないですが十分な供給量ですね。
各ポートの電力量を見るとType-Aは7.87W+11.92W=19.79Wでした。
・・・あれ、最大15Wではないんですかね。

消費電力

消費電力はどれくらいになっているのか気になったので、ELPAの電力計 チェッカーを使って計測しました。

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4ポート出力確認

検証で行った機器すべてを繋いだ状態で電力チェッカーで確認したところ下記の通り約1割ずれていました。

電力チェッカー:135W ※下段(積算電力量はリセット忘れなので無視)
Anker Prime Charging Station:123W

3ポート出力確認

Type-CにモバイルバッテリーとDJIバッテリー、Type-Aに中華製エアダスターを接続した場合の電力量は下記の通り約1割ずれてました。
電力チェッカー:97W ※下段(積算電力量はリセット忘れなので無視)
Anker Prime Charging Station:89W

実際の消費電力として見る場合は約1割程度上乗せで考えたほうがいいかもしれないですね。

モバイルバッテリー+DJIバッテリー充電器+エアダスター

全て外した場合

全ての機器を外した状態(無負荷)で行った場合はどちらも0Wでした。
ディスプレイ表示の電力量ってめっちゃ少ない?

発熱

100W供給をしばらく使用してると結構熱を持ちます。
これは高出力タイプのUSBチャージャーの場合はどれも熱を持つのでそれほど問題ではないかなと思ってます。

機器とポートによって不具合らしき現象発生?

しばらく供給を行っていると、ディスプレイが何度か再起動しました。
エアダスターをType-A2からType-Cに変更すれば不具合解消されたのでType-Aの合計出力が15W超えた場合不具合が出るのかもしれないです(要検証)

総評

電源タップ+USBポートで15000円近くするので躊躇する値段かなと思います。
ただ、ディスプレイ表示するし、本体は薄いので置き場すっきりしますし、Type-C2ポートそれぞれ65W出力が可能なのでそれらが魅力的であれば買いかなと思います。

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