【車 住所変更 ②】OSS申請

京都→大阪へ転居に伴い、OSSで車のナンバーを変更いたしました。

実際にいくつか引っ掛かりポイントがあったのでいくつかの記事に分けて記載いたします。

OSS申請初めて実施しましたが初めてなことが多かったです。

流れと時間・費用

  • 希望番号申請・取得(即日~/4,150円~)
  • OSS申請(数時間/2,200円+500円+350円)←今回はココ
  • 陸運局でナンバー交換(数時間/0円)
  • 保険会社にナンバープレート変更連絡(数十分/0円)
  • 警察署で保管場所標章受け取り(数十分/0円)
  • ETCの再セットアップ(数十分/3,300円)

申請情報

OSSは申請内容分岐が多いです。少し違うだけで提出内容が異なります。

私は下記情報でOSS申請を行いました。

  • 審査申し込みは「変更登録」
  • 所有者並びに使用者は同一人物
  • 一戸建ての駐車場を利用(土地の所有者は車の所有者と同一人物)

事前準備

事前準備を行わないとOSS申請手続きができないまたはできても進捗0という悲しい出来事が起こります。

OSSブラウザアドオン・OSSブラウザプラグインのインストールのインストールが必要

OSSでマイナンバーカードを使って申請を行う場合、スマホアプリ「マイナポータル」からQRコード読み取りすることができます。

しかし、OSSブラウザアドオン・OSSブラウザプラグインをあらかじめインストールしておかないとQRコードの読み取りに失敗します。

QRコード読み取りに失敗すると、申請を中断し、OSSブラウザアドオン・OSSブラウザプラグインをインストールしてから、再度申請を行う必要があります。

再申請データをダウンロードも可能なのですべてやり直しというわけではないですが、手間ですのでインストールしておいたほうがよいです。

こちらはOSSサイトのPC環境のチェックからインストール状況を確認することができます。

公的個人認証サービス利用者クライアントソフトのインストールが必要

こちらもマイナンバーカードを利用したOSS申請を行う際に必要なソフトとなります。

こちらもOSSサイトのPC環境のチェックからインストール状況を確認することができます。

クレジット払いを選ぶ場合は事前登録を行う必要がある

OSSはクレジット払いかネットバンキングの2種類を選ぶことができます。

クレジット払いを行う場合はあらかじめ「くるまの保有関係手続 お支払い情報登録サービス」にクレジット情報を登録する必要があります。

OSS申請後にクレジット登録を行ったとしても審査が進まないので注意です。

クレジット払い登録したのにも関わらず未受付のままだったのと、クレジット払いに対して一部しか適用されない上に手数料かかるため、ネットバンキング払いとして再申請しました。

使用者の住所変更でクレジット払い対象になるのは「350円」のみです。
車庫証明等で必要な2200円+500円はネットバンキング払いで払う必要があります。

必要なもの

所有者の氏名・住所変更の場合、マイナンバーカードが住民票の代わりに

受付審査時に必要な書類等(変更登録)によると、所有者の情報(氏名、住所)のみを変更する場合はマイナンバーカードを利用と住民票提出が不要とのこと。

今回は所有者の情報変更のみでしたのでナンバー交換まで住民票の提出はありませんでした。

ローン契約等で所有者がローン会社やディーラの場合は住民票が必要となりそうですね。

基本4情報で紐づかない場合は住民票コードが必要になる

マイナンバーカードの情報から住民票コードを紐づけてくれるみたいですが、すべて紐づけれるわけではないようです。

・下記の代替文字(電子証明書で利用できない漢字(高水準文字)を代替する文字のこと)が氏名または住所に含まれる場合は、基本4情報を利用した申請ができません。
■日本人住民の基本4情報の氏名1文字目に代替文字がある場合
■外国人住民の基本4情報の氏名がすべて代替文字の場合
■基本4情報の氏名と住所の両方に代替文字が含まれる場合
■基本4情報の氏名または住所に代替文字が含まれるケースで、受付審査時に住基ネットへ照会した結果、複数人格が該当し、人格を一意に特定できない場合

旧字など氏名に高水準文字が使われている場合は住民票コード入力のほうが早いかもしれないです。

OSS申請

OSSサイトより変更登録を選び進んでいきます。

あとは内容に沿って進んでいくだけです。

下記項目はピックアップで記載してます。

変更登録 申請条件及び申請者等に関する入力

  • 登録する内容として、当てはまるものを全て選択してください。
    →所有者住所の変更
  • この申請は再申請ですか。
    →いいえ
     申請後再申請が必要となった場合、申請番号を入力するようです。
  • 利用する保管場所証明書の種類を選択してください。
    →電子
     OSSで車庫証明するので電子に設定します。
  • すでに取得済みの保管場所証明書(電子)を利用した申請ですか
    →いいえ
     再申請等ですでに車庫証明とっている場合ははいにする必要あるようです。
  • 検査登録手数料の納付においてキャッシュレス(クレジットカード等)納付を利用しますか。
    →いいえ 
     クレジット払いは手間と手数料発生するのでネットバンキング払いで払い込みます
  • 手数料のまとめ納付を利用しますか。
    →いいえ 
     個人の場合「いいえ」だそうです。
  • 車検証情報の取り込みを行いますか。
    →いいえ
     電子車検証だと入力手間が省けるようです。
  • 使用する電子証明書の種類を選択してください。
    →ICカード(マイナンバーカード)(個人の方)
  • 自動車の所有者に関する情報について入力してください。
    →指示された通りに入力
     氏名(高水準)は該当する方のみ記載
  • 「変更の原因を証する書面」の提出を省略するため、マイナンバーカード(署名用電子証明書)の基本4情報(氏名、住所、性別、生年月日)を利用しますか。
    →はい
     はいにしないと住民票コードもしくは住民票の提出が必要みたいです。
  • 外国人住民の方ですか。
    →日本人なら「いいえ」
  • 住民票コード
    →未記入
     マイナンバーカードの基本4情報で代替します。
  • 住所コード
    「住所コード調べる」ところから自分が住んでいる住所を検索する。
     「住所コード調べる」より検索した情報が自動的に入力されます。
     丁目・番などは入力されなければそのままでOKみたいです。
  • 所有者コード
    →一般の場合はなしでOK
  • この自動車を使用するのは所有者ですか。
    →はい
     所有者と使用者が別の場合はいいえ
  • 自動車の使用の本拠の位置は、使用者の住所と同じですか。
    →はい
     月極駐車場など住所と駐車場の場所が別の場合いいえ
  • 自動車の使用の本拠は、自動車保管場所証明(車庫証明)の必要な地域ですか。
    →はい
     車庫証明が必要な地域かはこちらから調べれるみたいです。

変更登録 自動車の用途や登録に関する入力

  • 現在の自動車登録番号を入力してください。
    →現在ついているナンバープレートの情報を入力
  • 車台番号について入力してください。
    →車検証に記載されている車台番号を入力
  • 自動車の色の変更はありますか。
    →色変更してなければなし
  • 自動車登録番号の変更はありますか。
    →ナンバープレートが変わるので「はい」
  • 自動車に関わる諸条件について入力してください。
    →希望ナンバーは「【車 住所変更 ①】希望ナンバーを申し込んでみた」より抽選にあたったナンバーを入力
     自動車登録番号標交付の理由は「使用の本拠の位置の変更又は売買(譲渡)による管轄もしくは地域名の変更のため」を選択
     登録識別情報は車検証がAタイプの場合、未記入でOK。
     車検証がAタイプ・Bタイプのどちらかはこちらで確認してくだしさい。(車を購入しているのかリース契約しているのかで違う模様です)
  • 申請先の運輸支局等について入力してください。
    →大阪
     「申請先の運輸支局等が1つに特定できませんでした。申請先の運輸支局等を選択してください。」と言われた場合は住んでいるところ管轄の運輸支局を選択します。
  • 旧車検証の種類を選択してください。
    →紙
     2023年(令和5年)1月4日以前に発行された車検証は紙、それ以降は「電子」になるようです。
  • 自動車検査証の受取り方法を選択してください。
    →窓口出頭による受取り
     ナンバープレートの交換で運輸支局に行かないといけないため、実質窓口出頭のみかな。

変更登録 保管場所に関する入力

  • 申請する自動車メーカーについて入力してください。
    →車検証の通り記載
  • 自動車の大きさと型式について入力してください。
    →車検証の通り記載
  • 保管場所(駐車場)は、使用の本拠と同じですか。
    →はい
     月極等居住地と別場所の場合はいいえ
  • 保管場所の土地等の所有者について入力してください。
    →はい
     違う場合はいいえ
  • 現在使っている保管場所で、前車の保管場所証明書(車庫証明)の交付を受けていますか。
    →いいえ
     はいの場合、前回受けた車庫証明情報を入力する必要があるようです。
  • 添付書類を指定してください。
    →所在図、使用権原疎明書面1、配置図を添付
     大阪府警察署が配布している所在図・配置図が1枚のExcelとなっているが、OSSはそれぞれ添付する必要があるみたいです。
  • 保管場所標章の交付を受ける場所(方法)を選択してください。
    →保管場所を管轄する警察署
     郵送で対応してくれるかは管轄する警察署によるらしいので電話で確認が必要とのこと。
     また郵送料は自分持ちなのでナンバープレート交換した帰りに受け取ることにしました。
  • 申告区分について入力してください。
    →京都から大阪へ転居なので「転入」
  • 課税区分について入力してください。
    →自動車税種別割課税区分:その他
     自動車税種別割課税区分(その他):使用者の住所変更
     自動車税環境性能割課税区分:その他
     自動車税環境性能割課税区分(その他):使用者の住所変更

    住所変更の場合は上記でOKみたい。(後述
  • 自動車の用途について入力してください。
    →乗用車
  • 自動車の所有形態について入力してください。
    →自己所有
  • 納税(申告・報告)義務者について入力してください。
    →所有者
     所有者と使用者が異なる場合は納税している人を選択
  • 別送書類がある場合は、別送書類コードについて入力してください。
    →未記入
  • 自動車税(環境性能割・種別割)についてその他入力情報がある場合は、入力してください。
    →未記入

課税区分について

自動車税種別割課税区分と自動車税環境性能割課税区分は必須項目なので、何を記載すればいいのかわからなかったのですが、
自動車保有関係手続のワンストップサービス申請画面マニュアルを見て解決しました。

課税区分「その他」を選択すると、下段に必須項目として自由入力欄が表示されるため、変更する内容(※)を入力してください。
※入力例
 所有者の氏名・名称変更、住所変更
 使用者の変更
 使用者の氏名・名称変更、住所変更

変更登録 申請条件及び申請者等に関する確認

申請内容に問題がないか確認します。

変更登録 電子署名付与・送信

マイナンバーカードをカードリーダもしくはスマートフォンで読み込みします。

スマートフォンでQRコード読み取りする場合OSSブラウザアドオン・OSSブラウザプラグインがインストールされていないと失敗します。
何度QRコード読みとってもエラーになるのでなんでだろうと思いました。(マイナンバーカードから基本情報取得はできるのに)
この状態でプラグインをインストールしても進まないため、ブラウザを閉じて申請のやり直しとなります。
内容保存をすれば申請内容をダウンロードできるのでそちらを押下することをお勧めします。

メールによる審査状況の確認

OSS申し込み後、審査状況に変化があればメールで連絡されます。

メール記載のURLより審査状況を確認してください。
「申請受付処理」が実施中になっていると審査が進まないので注意です。

23時から翌朝7時までに申請を行った場合、申請状況のステータスは「受付審査中」から変わらないため注意

ネットバンキング払い

審査が進むと支払いOSSのサイト上で支払い要求が来ますので記載された通りに払い込みします。

23時から翌朝7時までに手数料等の納付を行った場合、朝7時まで申請状況のステータスは「納付待ち」のまま変わらないので注意

不備があった場合

OSSの状況照会画面で不備内容を教えてくれます。

車庫証明の所在図添付忘れで申し込みしており、OSS審査状況画面でその旨記載されました。
所在図を添付し、再申請することで審査が進みました。

5.交付まで進むと運輸局へ

OSSの状況紹介で「5.交付」まですすめば運輸支局にいってナンバープレート交換に行きます。

マニュアルは充実しているがわかりにくい

OSSは https://www.oss.mlit.go.jp/portal/beginner/index.html などでマニュアルが記載されているが初めて申請するには少々難易度が高いなと感じました。

なれれば1時間程度で書けるので運輸支局で並ぶ時間、収入印紙購入手間がかなり短縮されると思えばやってみていいと思います。

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