バイクの運転技術向上のため、新名神高速道路を走って「鈴鹿サーキット交通教育センター」へ向かっていた時のこと。
ふと視線を落とすと、フロントガラスの下部にスーッと白い線が走っていることに気がつきました。
突然の飛び石被害!フロントガラスにヒビが…
高速道路の走行中で車を停めることができず、さらに集合時間もギリギリだったため、すぐには確認できない状況でした。
これ以上ヒビの進行を広げないよう、速度を落として慎重に運転し、なんとか目的地の鈴鹿サーキット交通教育センターに到着。
車を降りてガラス面を確認してみると……

石か何かがぶつかったような打痕があり、そこを起点にヒビがピシッと伸びてしまっていました。
ここまでヒビが伸びてしまうと、部分的な修復(リペア)作業は不可能です。フロントガラスを丸ごと交換することになってしまいました……。
驚愕!RAV4のガラス交換費用は「約17万円」
帰りは名阪国道を通る予定でしたが、ヒビの入った車で走るのが怖く、早く家に帰りたい一心で帰りも新名神を利用しました。
当日中にディーラーへ連絡を入れ、翌日すぐに車を持ち込むことに。
そこで提示された見積書を見て、想定外の金額に驚愕しました。
見積金額:171,094円
詳細な内訳を確認すると、以下のようになっていました。
- フロントガラス交換費用:約13万円
- テレビアンテナ・ドラレコ再張替え費用:約1万円
- エーミング費用:約3万円
「エーミング費用って何ぞ?」とディーラーの方に聞いてみたところ、最近の車特有の事情があることが分かりました。
RAV4をはじめとする「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」搭載車には、フロントガラス上部に衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報のためのカメラが搭載されています。ガラスを交換した際は、このカメラのズレをミリ単位で調整(エーミング)しないと、安全装備の動作保証ができないとのこと。
最近の高性能な車は、ただガラスを物理的に入れ替えるだけでなく、こういった電子制御のキャリブレーション作業が必須になるため、修理代が跳ね上がるのですね……仕方がないとはいえ痛い出費です。
(※車内でテレビは全く見ないので、テレビアンテナの張り替え費用を見て「アンテナ、今度から要らないな……」と密かに思ってしまいました 笑)
車両保険は使うべき?「1等級ダウン」のジレンマ
修理代が17万円となると、車両保険を使うかどうか非常に悩みます。
飛び石によるガラス破損で保険を使う場合、「1等級ダウン+事故あり係数1年」となるため、翌年の保険料が上がってしまいます。
私の場合、免責金額(自己負担額)が5万円の車両保険に加入していたため、残りの約12万円分を保険でカバーするかどうかの選択でした。
保険会社と何度か電話でやり取りをしてシミュレーションしてもらった結果、「保険を使うことで、今後3年間の保険料支払総額は約3.2万円上がる」ということが分かりました。
- 自腹で全額払う場合:約17.1万円の出費
- 保険を使う場合:免責5万円 + 保険料値上がり分 約3.2万円 = 実質約8.2万円の出費
計算の結果、明らかに保険を使った方がトータルの出費を抑えられるため、今回は迷わず保険を適用することにしました。
雑感・まとめ
今回の飛び石は、車内からだとダッシュボードに隠れて見えにくい位置に当たっていたため、ヒビが伸びるまで全く気がつきませんでした。
もし傷が浅い段階(500円玉以下のサイズ)で気づけていれば、ガラス交換ではなく「リペア修理(1.5万円〜2万円程度)」で済んだ可能性もあります。洗車時などにこまめにガラスをチェックする習慣をつけたいですね。
車間距離をしっかり空けたり、ダンプや大型トラックの後ろを走らないようにしたりと、飛び石のリスクを下げる工夫はできますが、100%回避するのは不可能です。
実際に新名神を走っている間、「石が当たった!」という音や感触は全くなく、後からドライブレコーダーを見直しても「ここかな?」という程度しか分かりませんでした。
飛び石被害はどうしても泣き寝入りになってしまいます。さらに、安全装備が充実するにつれて車の修理代も高騰している時代なので、いざという時のために車両保険と上手く付き合っていくことが大切だと痛感した出来事でした。