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ドイツ滞在2日目(2010年3月3日)。
ホテルで朝ごはんを済ませ、いざミュンヘン市内観光へ出発です!外は案の定、雪が少し積もっていました。

要注意!ドイツ(ミュンヘン)の電車システム
最寄りのダグルフィング(Daglfing)駅で切符を購入します。
実はドイツの駅には改札がなく、「自分で切符を買い、乗車前に打刻機(刻印機)に入れる」という信用乗車方式がとられています。
無人駅だったため、購入と打刻の勝手がわからず少々手間取りました。


切符をお得に買うポイント
ミュンヘン市内の交通網は4つのゾーン(色分け)に分かれており、またぐゾーンの数で料金が変わります。
- 1日乗車券がおすすめ:1回券もありますが、1日に2回以上電車に乗るなら「1日乗り放題の切符(Tageskarte)」を買う方がかなりお得です。
- グループ割もある:複数人で行動する場合は、グループ用の1日乗車券を買うとさらにお得になります。
私はこの日、ミュンヘン空港まで行く予定があったため、広範囲をカバーする「4zone(白〜オレンジ)の1日乗車券」を購入しました。
マリエンプラッツ周辺の散策
まずはミュンヘンの中心部、マリエンプラッツ シティー・センター駅(Marienplatz)で下車し、フラウエン教会(ミュンヘン聖母教会)へ。

2つの玉ねぎ型のドーム屋根(時計塔)が特徴的な、巨大な教会です(右側の塔は工事中でした)。



天井が非常に高く、ステンドグラスやパイプオルガンが荘厳な雰囲気を醸し出しています。地下にも入ることができ、見応えがありました。
新市庁舎の仕掛け時計(グロッケンシュピール)
外に出るとちょうど11時の鐘が鳴り、観光客が一斉にカメラを構え始めました。

ミュンヘン新市庁舎の塔にある、等身大の人形が動く仕掛け時計です。街の中にこういう歴史的なからくりがあるのは素敵ですね。
その後は市庁舎周辺をぶらぶらと散策。
ドイツならではの風景(オレンジ色のゴミ収集車や、日本では見かけないような超ロングな連結バスなど)を見るだけでも楽しめます。



大事件発生!帰りの航空券がない!?
のんびりと観光を楽しんでいた私ですが、次に向かったのはミュンヘン中央駅(Munchen Hauptbahnhof)。

実は観光目的ではなく、駅構内にある旅行会社「H.I.S.」のドイツ支店に駆け込むためでした。なぜかというと……
帰りの飛行機のチケット引換券を紛失してしまったからです。
前日の夜、ホテルで荷物を整理していた時に、何度探しても引換券(eチケット控え)が見当たらず大パニック。
藁にもすがる思いで支店に行きましたが、「当店(ドイツ支店)では照会できないため、購入した日本の支店に問い合わせてください」とのこと。至極当然の回答です。
しかし、時差の関係で日本は真夜中。今すぐ電話をしても繋がらないため、腹を括ってとりあえず観光を続けることにしました。
白鳥が泳ぐニンフェンブルク宮殿へ
気持ちを切り替えて、次はライム(Laim)駅へ。友人からもらった地図を頼りにニンフェンブルク宮殿へ向かいます。


駅からバスで行くのが早いのですが、街並みを見たかったので約30分かけて歩きました。
宮殿に近づくと池がいくつもあり、白鳥たちが優雅に泳いでいます。


広大な庭園を持つ夏の離宮。冬の雪景色も綺麗ですが、春や夏にくれば色とりどりの植物が楽しめそうです。




17時で閉まってしまうため、今回は温室(ビニールハウス)や外観を見て回るにとどめました。

恐怖の抜き打ち検札とトラブル解決
その後、空港へ向かう電車の中での出来事です。
乗車中、周りの乗客がゴソゴソと一斉に何かを探し始めました。「何事?」と思っていると、私服警官のような鉄道の検札員(コントロール)が切符の拝見に回ってきました。
前述の通り、ドイツの駅には改札がありません。その代わり、車内で抜き打ちの検札があり、「無賃乗車」「打刻忘れ」「ゾーン違い」が発覚すると、問答無用で60ユーロ(当時の記事では50ユーロ)の高額な罰金が科せられます。しっかり1日乗車券を買って打刻しておいて本当に良かったです……!
紛失したチケットの行方
ホテルに戻り、パソコンを開いてSkype(スカイプ)で日本のH.I.S.へ連絡。
国際電話だと莫大な通話料がかかりますが、Skypeなら日本の固定電話宛てに3分10円未満でかけられるので本当に助かりました。インターネットが使えるホテルとPCを選んで大正解です。
事情を説明したところ、「eチケットのPDFをメールで再送付します」とのことで、あっさり解決!
初めての一人旅で帰りのチケットをなくすという冷や汗モノの経験でしたが、今となっては笑い話のいい教訓です。