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自動車保険料改定

12月に自動車保険の満期が行われるのですが、本日ディーラー点にて保険の改定について説明があり、いくつか驚いたので記載しようと思います。

2012年10月から自動車保険の改定が行われました。

車乗っている方なら知っている方がほとんどだと思います。

実際に私もへぇ、そうなんだ。程度で見ていました。

しかし、実際に話を聞いていると保険使わせないよ 的な内容が盛りだくさんになっています。

一番大きいのが事故有係数の導入・等級据え置き一部廃止ですね。

  • これまで
    • 事故を起こすと3等級ダウン
    • 飛び石や台風、盗難により車が破損した場合は等級据え置き
  • これから
    • 事故を起こすと3等級ダウンかつ事故有係数が3年加算される。
    • 飛び石や台風、盗難により車が破損した場合は1等級(場合によっては3等級)ダウンし、事故有係数が1年(または3年)加算される。

つまり、契約者本人に過失がない場合でも保険を使うと等級が下がる且つ、月々の保険料もかなり割高になります。
お宅の車から飛んできた石のせいでうちの車のガラスが割れたんだけど!?というトラブルは多くなりそうです。(これまでは車両保険入っている場合、等級据置で修理可能だった為) 
路上駐車(且つアスファルトじゃないとこ)で駐車するのもためらいますね。 

さて、事故有係数って何?ってなりますよね。
今までは事故起こすと3等級ダウンだけで、特に何もありませんでした。
しかし、10月から事故起こしたので、事故起こした分保険料割増しますよ!っていう期間が設けられるようになりました。
それが事故有係数です。

基本的に事故有係数の適応期間は等級ダウンされた数分だけ適応されます。(3等級ダウンだと事故有係数3年になります) 

事故起こすと事故を起こした専用の保険料になるので等級によって異なりますが、ものすごく割引率が低くなる(保険料が高くなる)そうです。

例)20等級(63%)の契約者が事故起こした場合

 
年数 1年度 2年度 3年度 4年後
これまで 17等級(57%) 18等級(59%) 19等級(61%) 20等級(63%)
これから 17等級+事故有係数3年(33%) 18等級+事故有係数2年(40%) 19等級+事故有係数1年(42%) 20等級(63%)
2年後に再度事故した場合  17等級+事故有係数3年(33%) 18等級+事故有係数2年(40%) 15等級+事故有係数4年(33%) 16等級+事故有係数3年(36%)

事故有係数は最大6年まで(連続3回起こした場合、等級は9等級下がるが、事故有係数は6年といった形でしょうか) 
事故起こすと30%も下がるので、おいそれと保険使えなくなりますね。

既に長期プラン等に入っている方は事故有係数が加わらない場合もありますが、条件があるそうなので各保険会社の約款等を見たほうがいいです。

 

飛び石により窓ガラスが大破した場合だと保険会社で直してもらったりすることがよくあったのですが、これからは窓ガラスも自費で修理したほうがトータルで安いっていうことも多くなりそうです。
(サイドガラスは3万円程度、フロントガラスは5万円程度だそうです) 

 

人身傷害補償保険、搭乗者保険、ファミリーバイク特約、弁護士費用特約は今までと同様に等級は据え置かれるので気にせずに使いましょう。
(保険会社によって異なる場合があるので約款を見たほうが確実です。)

 

自動車保険も賢く付き合わないといけないですね。

 

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