文房具としてよく利用されている消しゴムですが、液体窒素等かなり冷たいとこに消しゴムを入れる(冷やす)と爆発するみたいです。
なぜ爆発するのか
ゴムの性質上、熱伝導率がものすごく悪いみたいです。
(例えば消しゴムの大半で使用されているポリ塩化ビニルは0.13~0.29W/m K)
その為液体窒素に入れると消しゴムの外側は冷えるが内側までなかなか冷えない状態になります。
ゴムの性質上、冷えると縮もうとします。
また消しゴムは弾性(引っ張ったり曲げたり、押したりしても元に戻ろうとする)力が高いです。
これらの性質から冷やされて縮もうとする外側の力と縮んだ分戻ろうとする内側の力が発生し、その力のバランスが崩れると破裂するみたいです。