Linuxでよくvim(vi)を使っていますが、この文字の文字コードってなんだったっけ?このファイルの文字コードは何だっけ?と確認したい場合のコマンドをまとめました
忙しい人向け
vimで文字コード及び改行コードを確認・設定する方法は下記の通りです。
コマンド | 意味 |
---|---|
ga | 対象文字の16進数、8進数の文字コードを取得 |
:set enc? | 文字コードを確認(入力文字) |
:set fenc? | ファイルエンコードの確認 |
:e ++enc=【変更したい文字コード】 | 変更したい文字コードでファイルを読み直し |
:set ff? | 改行コードの確認 |
:e ++ff=【変更したい文字コード】 | 改行コードの指定してファイルを読み直し |
:set bomb? | BOM付かどうかの確認 |
:set bomb | BOM付ファイルとして設定 |
:set nobomb | BOMなしファイルとして設定 |
vimで文字コードを確認する場合(特定文字)
特定文字の文字コードを確認したい場合、カーソルを合わせて 【ga】と入力すれば対象文字の16進数、8進数の文字コードを取得することができます。
vimで文字コードを確認する場合(入力文字)
挿入する文字がどの文字コードなのか確認したい場合、【:set enc?】で確認することができます。
vimでファイルエンコードを確認する場合
vim画面でファイルを開いた際、どのエンコードで開いているのか確認したい場合は【:set fenc?】で確認します。
※新規ファイルの場合は「fileencoding=」とエンコード種別が空になります。
ファイルを特定文字コードで読み直したい場合
vimでファイル開いた際に文字化けが発生していた場合、
エンコード文字がわかっている場合は【:e ++enc=「変更したい文字コード」】で変換できます。
改行文字コードを確認したい場合
改行文字を確認したい場合は【set ff?】を利用します。
unix(LF)、dos(CR+LF)、mac(CR)の3種類のうちいずれかが表示されると思います。
改行文字コードを変更したい場合
改行文字を確認したい場合は【set ff=「入力したい文字コード」】または【e ++ff=「入力したい文字コード」を利用します。
利用できる開業コードはunix(LF)、dos(CR+LF)、mac(CR)の3種類のうちいずれかになります。
BOM付ファイルかどうかの確認
UTF-8で保存されたファイルでヘッダーにBOM(\xEF\xBB\xBF)が付与されている場合があります。
Vim上でBOM付かどうかを確認する場合は【:set bomb?】で確認します。
BOM付なら「bomb」BOMなしなら「nobomb」で応答されます。
BOM付ファイルに設定する場合
【:set bomb】を打てばBOM付ファイルで設定できます。
BOM無ファイルに設定する場合
【:set nobomb】を打てばBOM無ファイルで設定できます。