平成28年度春の情報セキュリティスペシャリストを受験し、無事合格しました。
試験結果
午後Ⅰが94点Σ(・ω・ノ)ノ!
午後Ⅱは最初落ちたと思ってたのですが、解答例を見て思ってた以上にあっていたため希望を持ち、何とかクリアした感じです。
試験勉強を振り返って
午前対策はIPAの過去問題(問題冊子・配点割合・解答例・採点講評)で勉強。
午前は50%前後は過去問からなので過去問をやる⇒わからなければその点を重点的に勉強でも十分行けるかと思います。
午後対策は午前と同じ過去問からでもいいですが、解説がないので解説本として【絶対わかるセスペ27秋 2016年春版】
勉強本として【ポケットスタディ 情報セキュリティスペシャリスト 第2版 (情報処理技術者試験)】を購入しました。
絶対わかるセスペは半期毎に出版しているのですが、最新のは試験前1ヶ月~2ヶ月前に出版されるので、それよりも前に勉強したい場合は1つ前のものを購入したほうがよいと思います。
(2016年春版は2月19日に発売、試験日は4月17日だったので試験2ヶ月前を切っていました)
ポケットスタディは名称を知るまたは思い出すのにはいいかと。「ディジタルフォレンジックス?何それ⇒WEBで調べてわかる」それくらい細かくは書いていない。
知ってる名称(例えばPKIとか)の場合はこれもあったなーと思い出すには使える。
第四章以降の午後重点対策はやってない。
試験を振り返って
午前Ⅱ
50%前後が過去問から出題されるので過去問中心に実施。今回は2年分(計4回)やりました。
午後Ⅰ
問1と問3を選択しました。全体を総じて8割以上取れる変な自信がありました。
問1
解答欄に書き込むのが本当にこれでいいのか?という不安が大きかったです。
・設問1の(4)とか「https://kensho.m-sha.co.jp/Gamen2_2」しか思いつかないけど解答欄でURL記載でいいのか?(手で書くと長い)とか
・設問2の(1)のfとか思いつくの「hidden」だけどHTMLタグって解答になるのかとか
問1の解答時間は45分かかりました。
問3
あれ、こんなんでいいの?っていうぐらい簡単な問題でした。
設問1の(3)が問題で「有効期間の終了日が試験実施より前の日」と浮かんだけど文字数がオーバしてどうしようと悩んだり
設問2の(2)の問題って無線LANのローミングと同じだな。じゃぁSSIDと暗号化方式(WEPとかWPAとか)とパスワードだな思ったり。
問3の解答時間は15分ぐらいでした。
午後2
問2を選択
問1
穴抜け問題は基本的にわからなかった。ドライブバイダウンロード攻撃ってこの試験で初めて聞きました。
どこ見たらDDLと判断できるんだろう。OSコマンドだと制限文字に治まらない、SQLではないという消去法からになるのかな。
40分ほど時間が余ったので見直し&修正していたのですが、修正したほうが間違った解答をしてしまったのが少し残念です。
・設1(1)c.分割⇒複数ファイルに分割
・設3(2)d.H社Webメール⇒H社メールサーバ
・設3(2)e.Nコラボ⇒N者ファイル保管領域
あってるかどうかわからないけど
・設4 必要性可否⇒更新
設問5(1)はOSが起動している⇒OSからファイルアクセスするからHDDに暗号化しても読み書き可能っていうことを言葉にするのが難しかったり
この問題は文章抜き出しが多かったと思います。本当にこれだけでいいの?って思って変に書き加えたりしてました。
総じて
ネスペが2回落ちたので、午前Ⅰ免除がこの春でなくなる予定だったのでつなぎのためにセスペを受験し何とか1回目で受かったので良かったです。
今回の試験は受けてから発表まで午後Ⅱが鬼門だと思っていました。
解答例見ても自己採点せず合格発表まで何度も午後Ⅱの問題と解答を見てました。「具体的に述べよ」という言葉に惑わされた…
午後Ⅰは60点取れなかったら今まで仕事何してきたんだと思うくらい当たり問題でした。
とりあえず合格できてよかったです。
セスペは次で最後
セスペは次の秋で最後となり、来年春から情報処理安全確保支援士に切り替わるようになるようです。
情報処理安全確保支援士の中身については資格は更新制度があり、毎年オンライン受講、3年に1度は集合講習があるようです。
今後情報処理安全確保支援士に登録(更新)しなかった場合どうなるかまだわからないようで、詳細が決まるのは今年10月末だそうです。
プレス発表 "情報処理安全確保支援士"と現行の情報セキュリティスペシャリスト試験の位置付けについて
セスペ取得者は情報処理安全確保支援士の登録も期限付きで可能なのでセスペを取ろうと思っている人はこの秋のみ。1発勝負ですよ!
本日11日(月)から申し込み開始のようなので、受けようと思う方は頑張ってください。
支援士試験で何かわかればまた記事にしようかと思います。