まずは電話
事故起こした場所は車1台しか通れない狭い道の為、他の車の迷惑にならないように違う場所に止めて、最初に保険会社に電話。 事故の場所と時間を伝え、自分自身は特に怪我がないことを伝えました。 こちらにて警察にも連絡した方がいいのかと確認したところ。保険会社「鹿以外に何か壁とか電信柱にぶつかってませんか?」
自分「ぶつかってません。」
保険会社「でしたら警察の連絡はしてもしなくてもいいです。」 との回答を頂いたのでその場では警察に連絡せずに帰宅しました。
日が昇ってから酷さが浮き彫りに
家に帰り、日が出てから再度車を見ると酷い状態でした。 とりあえず自走はできるのでそのままディーラへ。ディーラーにはすでに保険会社経由で連絡されていました。 担当者の一発目の言葉が「電話だけだと軽く当たっただけかと思ったのですが、すごい酷いですね。」でした。バンパーだけでなく、ボンネット、ドア部分まで変形していたので確かにひどかったです。 やはり「鹿に当たった」だけやと少しぶつかったくらいにしか思わないですよね。私も逆の立場だとそう思います。
修理費用は高額
見積もりに時間がかかると言われたので車を置いたままいったん家に帰り、交番等に寄ったりしつつ数時間後に結果が来ました。総計501,741円!
この中で最も高かったのはヘッドランプでした。LEDになってから片方での交換はできず、両方交換になるようで約9万円(部品のみ)と結構高いです。今後壊れないことを祈るばかりです。 次に高かったのはバンパカバーで約4万9千円(部品のみ)でした。 明細書3枚(1枚30行)が渡された時びっくりしました。 今回は何もためらわずに保険を使用することにしました。
今回の事故で学んだこと
保険は自損事故扱い
今回、車両保険を利用しましたが、鹿に関わらず動物との接触は基本自損事故扱いとなり3等級ダウンになるようです。(動物の場合でも飛行中の鳥の場合は飛来物扱いとなり1等級ダウンの場合あるようです。) 動物との事故は自損事故扱いの為、エコノミー型の車両保険ではおりません。 また、2013年から事故を起こした場合に事故等級となり同じ等級でも保険料が上がるようになっています。
今回は3等級ダウンの為3年間事故等級扱いになります。
傷害保険は使える
動物との接触事故の場合でも首や腰等の痛みがあれば保険会社を通じて病院に行くことができます。 基本的な自動車保険では傷害保険が入っておりますので、病院の費用は保険会社が出してくれます。不思議なのは慰謝料という名目で保険金(通院日数×8400円)が振り込まれます。日数があれば搭乗者保険も振り込まれます。
搭乗者保険はおりることは知っていたのですが、慰謝料もあるとは思いませんでした。
警察の連絡はしといた方がよい
保険会社に連絡した際、「警察の連絡はどちらでもいいですよ」と言われた為、その場では警察に連絡しませんでした。 朝になってからやはり警察に届けを出そうと思って近くの交番にて届け出をしようとしたのですが、色々とめんどくさいことになりました。 結論として事故場所は都道府県が異なるので、ここ(最寄りの交番)では事故処理できない。
事故処理するには事故車両及び事故が発生したと証明できるものを事故現場付近の警察署に持っていくか写真等を送付する。
(写真を送付しても事故直後ではないため事故処理ができない場合あると言われます。)
が必要と言われました。 事故現場まで数十キロ離れている為、事故車両の写真を送付しました。
事故の証明書はドライブレコーダーの写真を送付。GPSやGoogleMAP等が記載されたドライブレコーダーの写真を数点送りました。
上記ドライブレコーダーはCOMTEC製 DC-DR410を使用しています。 事故状況やがわかるものかつドライブレコーダーでもGPS機能付きじゃないと事故処理は受付できないって言われたので、このドライブレコーダーつけといて本当によかったと思いました。
最寄りの交番、最寄りの交番を管轄している警察署、事故現場付近の警察署と数日間やりとりを行った為、警察の方々に迷惑及び時間もかなりかかった為、特に後ろめたいことがなければ事故即電話したほうがいいです。 気持ち的にも楽になります。これほんと。 また、動物の接触事故は保険と同様自損事故扱いになる為、免許証の点数は加算されません。
なのでゴールド免許剥奪にはなりません。免停にもなりません。 対応してくれた警察の方々は親切に対応して頂きました。本当にありがとうございました。
あとがき
交通事故は年間約50万以上発生しており、1分に1件以上交通事故が発生しているみたいです。運転していると事故起こす可能性は0じゃないということを痛感いたしました。
事故を起こした場合でも後で後悔しないよう覚え直しをしようと思いました。