備忘録 Windows10

Windows10 バージョン確認方法とライフサイクル

2018年1月21日

これまではWindows98、Me、2000、XP、8,8.1とWindows〇〇としてリリースされていましたが、Windows10からはずっとWindows10のままになるようです。
しかし、Windows10でもいくつかバージョンがあります。
2015年7月発売当時だと「10.0」、2017年11月時点であるFall Creators Updateだと「1709」となっています。
また、それぞれバージョンにはサポート期間があり、初代「10.0」や2代目「1511」は既にサポートが切れております。

現在のバージョンはどれに該当し、サポートはいつまでなのかはわかりにくいので確認できるように表にまとめました。

バージョン、サポート期限早見表

バージョンビルドバージョン名別名リリース日サポート終了日
Windows XP2001年11月16日2014年4月8日
Windows Vista2007年1月25日2017年4月11日
Windows 72009年10月22日2020年1月14日
Windows 82012年10月30日2016年1月13日
Windows 8.12013年11月13日2023年1月10日
10.010240Threshold 12015/07/292017/05/09
151110586Threshold 2Novenber Update2015/11/122017/10/10
160714393Redstone 1Anniversary Update2016/08/022018/4/10 ※1
2019/4/9 ※2
170315063Redstone 2Creators Update2016/04/112018/10/9 ※1
2019/10/8 ※2
170916299Redstone 3Fall Creators Update2017/10/172019/4/9 ※1
2020/4/14 ※2
180317134.1Redstone 4April 2018 Update2018/04/302019/11 /12 ※1
2020/11/10 ※2
180917633.55Redstone 5October 2018 Update2018/10/02
⇒2018/11/13
2020/4/14 ※1
2021/4/13 ※2

※1は
・Windows 10 Pro
・Windows 10 Pro for Workstation
・Windows 10 Home
の有効期限となり、リリース日から 18 か月間サポートとなります。

※2は
・Windows 10 Enterprise
・Windows 10 Education
の有効期限となり、
4月リリースのバージョンは18 か月間サポート
9月リリースのバージョンは30か月間サポートとなります。

Windows XP~Windows8.1は参考に記載しています。(リリース日はリテール製品または小売の発売日です)

Windows10が色んな人に知れ渡ったAnniversary Updateが2018年3月に終了予定です。半年単位でバージョンのサポートが切れるので企業等対応が大変ですね。
※サポート終了日は通常サポートを記載しております。エンタープライズまたは教育機関向けの場合はサポート終了日よりさらに半年ほど長いです。

バージョン確認方法

いくつかの方法で自分の使っているPCのWindows10のバージョンを知ることができます。

Windows10の場合「マイコンピュータ」を右クリック⇒システム(またはコントロールパネル⇒システムとセキュリティ⇒システム)で確認しても、エディションしかわからず、バージョン及びビルド名は表示されていません。


従来通りの確認方法をとっても、Proかどうかわかるわかるぐらいです。

ファイル名を指定して実行

キーボードのwindows logo+Rまたはタスクバーのwindows logoを右クリック⇒「ファイル名を指定して実行」を選択します。

select Run

「ファイル名を指定して実行」が表示されたら名前のところに「winver」と入力し、OKを押下します。

「Windowsのバージョン情報」が表示されますので、そこからバージョンを見ることができます。

設定より確認

タスクバーにあるwindows logoを右クリックまたはwindows logo+Xから「システム(Y)」を選びます。

Windowsの仕様っていうところにバージョン・OSビルドが記載されています。
※Windows10のバージョンによって記載場所が変わっている場合があります。
他バージョンを確認したい場合はこちら

画面解像度によってすべて表示されていない場合があります。その場合はスクロールにて下にスクロールしてください。
(下の画面はスクロールで下にスクロールしています。スクロールバーがものすごくわかりにくい…)

セキュリティ更新プログラムはどうなるの?

サポート終了はセキュリティ更新プログラムも終了になります。
その為、サポート終了後に発覚した脆弱性に対して対応されない場合があります。
ただし、XPサポート終了後にXP向けのセキュリティ更新プログラムが配布されたことがある為、利用者数や脆弱性の深刻度によっては配布される場合があります。

過去のバージョンを指定してインストールすることはできるの?

Windows10ダウンロードサイトでは最新版(2018年1月21日時点ではFall Creators Update)しかダウンロードできないようです。
新バージョン開始した場合だと1つ前のバージョンのダウンロードを実行できるようです。

現状、あらかじめインストールしたいバージョンのISO及びCDにWindowsを入手している場合かボリュームライセンス契約など締結している場合しかできないようです。

企業でバージョン統一したい場合は予めISOをダウンロード⇒保持しておいたほうがいいですね。

アップデートも最新バージョンのみ

たとえば、今AnniversaryUpdateを使用している端末を利用しており、バージョンアップを行おうとした場合、WindowUpdateでアップデートできるのは現時点最新であるFall Creators Updateのみになります。

元のバージョンに戻すさいもAnniversary Updateになります。

これも指定したバージョンにアップデートしたい場合はISOを利用したアップデートしかないようです。

企業で使う場合は厄介?

止めれると知っていても強制アップデートがあるのが厄介な気がしますね。新バージョンによって動かなくアプリ・不具合が発生するアプリがよく発生します。(特にアンチウイルスソフト)

XPや7にもサービスパックがあったように10も各バージョン=サービスパックという見方でやっていくしかないですね。

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