備忘録 ツール

Windows Server 2003が起動しなくなりました

2013年7月24日

会社にてWindows Server 2003を起動すると 次のファイルが存在しないか、または壊れているためにWindowsを起動できませんでした
¥WINDOWS¥SYSTEM32¥CONFIG¥SYSTEM と表示されてサーバーが起動しなくなりました。 こうなるともう……ダメですよね。 頑張ってF8連打してセーフモード選択画面を表示させ、セーフモードで起動させてもダメ
セーフモード選択画面から以前の状態に戻すを選択してもダメ。 仕方がないので頑張ってインストールディスクを棚の中から探し当て
インストールディスクから回復コンソールを立ち上げる Administratorのパスワードを入力してください
*******(パスワード入力)
パスワードが違います ……あれ? いつも使っているAdministratorのパスワードではログインできませんでした。なぜ?
違うパスワードを入力してもダメ さらに3回パスワード失敗すると再起動がかかるので
回復コンソール立ち上げ⇒パスワード入力⇒3回ミス⇒再起動
この繰り返しorz 先輩たちにもパスワード聞いてもダメ
未入力でもダメ 気が付いたら1時間以上過ぎてたのでレジストリが完全お亡くなりになったと判断して回復コンソールからの立ち上げを断念し、 レジストリの初期化を行うことにしました。 以下の方法はXP及びWindows Server 2003のみ有効です。Vista及び7、Windows Server 2008は以下の方法使えないそうです。 レジストリの初期化にあたって別OSまたは別PCから操作しないといけません。 別OSとして簡単なのはLiveCDを使ってだと思うので、KNOPPIXから起動しようと思いました。 しかし、ダウンロードがあまりにも遅かったので断念し、別PCにサーバーのHDDを取り付けることにしました。 幸いにもHDDはRAIDが組まれていなかったのでとても簡単に装着ができました。 別PCの電源を立ち上げ、サーバーのHDDを読み込むことに成功。 サーバHDDのCドライブが別ドライブになるので別PCのCドライブと間違えないようにしつつ
まずはレジストリのバックアップから 【★:\Windows\System32\config】ディレクトリを探す(★は認識されたドライブ Cではないよ) DEFAULT SAM SECURITY SOFTWARE SYSTEM の5つのファイルの名前を変更する。

DEFAULT⇒DEFAULT_BAK

SAM⇒SAM_BAK

SECURITY⇒SECURITY_BAK

SOFTWARE⇒SOFTWARE_BAK

SYSTEM⇒SYSTEM_BAK

次に【★:\WINDOWS\repair】を探す(★は認識されたドライブ Cではないよ)

DEFAULT SAM SECURITY SOFTWARE SYSTEM の5つのファイルを【★:\Windows\System32\config】にコピーする

これで別PCは用済みです。 年の為チェックディスク等を行っておくとよいと思います。 理由は後述だが、ここでバックアップを取ったほうがいいです。 サーバーにHDDを取り付け電源を押します レジストリが初期化されているのでパスワード入力画面もなく起動することができると思います。 これでとりあえず起動はできたのですが、レジストリは初期化の状態、HDDの中身は今まで使っていたデータのままという不安定な状況になっています。 Windows Server2003にはシステム復元ツールがないのでレジストリの復旧はバックアップからのリストア以外無理そうです…… バックアップは手動で行うか、タスクスケジュール等で行う必要があり、私のサーバーではそのようなことはしてませんでした。
なので実質復旧作業はこれにて終了…… 最後あっけなくでしたが、やはり何かあったときの為にバックアップは必要だと思います。容量食いますが・・・ 【余談】 バックアップはスタート→すべてのプログラム→アクセサリ→システムツール→バックアップより行うことができます。 バックアップをスケジューリングする場合はこちらを参考にしてください。

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