Windows10から仮想デスクトップ機能が実装されましたので、その使い方とショートカットキーをまとめてみました。
仮想デスクトップ
仮想デスクトップとは、コンピュータのデスクトップ環境を拡張するソフトウェアの一種。デスクトップの数、あるいは領域の拡張を行う。さらに、この種のソフトウェアによって拡張されたデスクトップのこと。(
Wikipediaより)
簡単にいうと1つのディスプレイであたかも複数ディスプレイで表示しているように見せることができる機能のことです。
仮想デスクトップはLinux(GNOMEやKDE等のX Window System)では標準実装されており、WindowsもソフトウェアでいくつかありましたがWindows10でついに標準機能になりました(ソフトウェアでいくつかありました)。

こんだけわちゃくちゃしているデスクトップ画面でも

仮想デスクトップ機能を使えば

アプリが開いていない状態のデスクトップを作成することができます。
これにより、あのファイルを開いているフォルダはどこだっけ?とかあの画面を開いているタブはどこだっけなーといった迷子になることが軽減されるようになります!
タスクバーも整理されるのでものを探しやすくなるかもです。仮想デスクトップ迷子にならない限り……。
仮想デスクトップのショートカットキー
仮想デスクトップを使うにあたってはいくつかショートカットを覚えたほうが効率がよかったりしますのでショートカットキーいくつか紹介。
一覧表示
タスクバーにある

アイコンまたは【

キー+TABキー】で仮想デスクトップの一覧画面が表示されます。

この一覧画面で仮想デスクトップを追加、削除したり今どのデスクトップにて何のアプリが開いているか確認ができます。
画面に出ているブラウザやWMP等は選択した仮想デスクトップで表示されているアプリの一覧がでています。
一覧に表示しているアプリをドラッグドロップにて別の仮想デスクトップに移動することができます。

もちろんアプリを右クリック→移動にて別の仮想デスクトップに移動することもできます。
仮想デスクトップの作成、削除
・作成…

キー+Ctrl+D
・削除…

キー+Ctrl+F4
作成および削除ショートカットを行うとスライドアニメーションが走り、仮想デスクトップが作成・削除されます。

スライドアニメーションが表示されます。(
リモートデスクトップはアニメーション発生しないので連打により大量作成・削除に注意してください。)
アプリケーションを起動したまま仮想デスクトップを削除した場合、起動しているアプリの情報は他の仮想デスクトップに移動するようです。
仮想デスクトップの移動

キー+Ctrl+→
または

キー+Ctrl+←
アニメーションは仮想デスクトップの作成・削除と同様スライドアニメーションです。