NASほしいけど値段高いなぁ。
NAS買うくらいならサーバ新しく作ってFreeNASで運用したらいいかなぁ。
と思いながら適当にネットサーフィンしているとTS-431P2が衝撃的な価格で売られていたので思わずポチッてしまいました。
実質半額以下
TS-431P2はひかりTVショッピングで購入しました。
ひかりTVショッピングは3月31日に時間制限・数量限定でのハイパークーポンが配られてました。
こんなんあるんやなぁ。と思いながらひかりTVショッピングのサイトで商品を眺めてたらTS-431P2が目に止まりました。
TS-431P2がポイント15倍で8,925ポイントも追加されてたのです。これで約30%分のポイント、結構大きいです。
さらに、当日はドコモキャッシュゲットモール経由でひかりTVショッピングの商品を購入すると10%(5537円)のキャッシュバック。
さらにさらに、d払いで支払うとドコモのスーパーチャンスの適用が可(最大25倍)。
といったなんというポイント祭りだったわけです。価格は59,800円だったのですが、実質半額以下で買える値段に…!
これはチャンスだ!と思って思わずポチッちゃいました。
HDDはHGST 6TBを購入
HDDは当初3月23日に発売されたWD製品のWD6003FFBXを購入しようと思ったのですが、ひかりTVショッピングでは売り切れになってました。
なので、HGST製品の0S04007を購入することにしました。
ひかりTVショッピングだと0S04007は32,020円、Amazonだと22,590円と1万円近く高い…
でも、
- ハイパークーポンで5000P
- 15倍で4800P
- キャッシュゲットモールで2964円
- スーパーチャンスで10倍~25倍
と考えると1万ぐらいは余裕でペイできるレベルだったので気にせず購入することにしました。1台だけ。
2台目はポイントが反映された時に購入、3台目は素直にAmazonから購入しました。
開封
4月の1週目に届いたのですが、資格勉強に勤しんでいた為、実際に開封作業を行ったのは届いてから2週間後でした。
なんか右下の角に凹んだ後がありますね。
中身を空けてみるとこんな感じでした。思ったよりかなり小さい!
HDDより少し大きい感じのサイズで、重量もそこまで重くはないです。(HDDが入っていないからかもですが)
数年前はキャッシュメモリ32MBとかだったのに、最近は128MBやら256MBやらすごいですね。
SATA接続でデータ転送を行うと200MB/s超えるようです。HDDも進化してるなぁ。
このHDDってヘリウム充填してたっけ?と思ったのですが、ヘリウム充填は8TB以降なのですね。(HGSTより)
実際に取り付け、やはり筐体が小さく見えます。
ログイン
IPアドレスを指定してログインします。
初回接続の場合、IPアドレスがわからないので、QNAPユーティリティを使用してIPアドレスを確認、接続します。
ログイン画面は色んな写真が表示されたものになっており、カラフルです。
トップ画面はデスクトップ調になっており、いろんなアプリケーションを立ち上げることができるみたいです。
ストレージ&スナップショットにて、HDD構成の確認ができます。
ストレージプールの作成で、単発からRAID0~6、RAID10の設定ができるようです。
ホットスペアも設定できるようです。
今回はRAID5構成にすることにしました。
RAID5構成にしたのでビルドが始まるのですが、ビルド中でも、ファイル操作及びボリューム作成を行うことはできるようです。
ファイル操作を行うためには、ボリュームの作成を行わないといけないようなので、ボリューム作成を行います。
構成ではinodeのサイズを設定できるようです。
Linux構成時にinodeの割り当てを気にすることはほとんどないのですが、どれくらいのファイルを格納するのかによって設定しないといけないですね。
16TB以上ボリュームを作成しないのであれば4Kに設定、30TBまでなら8K設定で問題ないような気がします。
ファイル数及びフォルダの合計が1億6千7百万も作らないのであれば32KBのデフォルトで問題ないです。
この設定は一度設定すると、初期化以外変更不可なので用途に合わせて設定する必要があります。
ビルドが約2日かかります。ビルド時間的には妥当なのですが、HDD故障時のリビルド時に壊れる可能性が高そうで少し不安ですね。
ビルド時でもファイル操作(コピー、削除)ができます。
速度
RAID5構成時の速度を計ってみました。
読み書きは有線LANの上限値(1Gpbs)なので、118MB前後をマークしています。
ランダムアクセスもRAID構成の恩恵で高くなってますね。
購入してみて
購入してから約2週間経過したので簡単にレポート
メリット
RAID構成が簡単にできる
RAID設定が簡単に設定できるので4台構成だとRAID0,1,5,6,10のパターンから選択でき、ホットスワップも設定できるのがメリットだと思います。
また、RAIDグループ設定があり、複数のRAIDも設定できるようです。4ベイのみなので、グループ設定してもあまり意味がないですけど。
S.M.A.R.Tが確認できる
ESXiでもS.M.A.R.Tの確認はできるのですが、生の値を確認することができないので、現在値のパーセンテージが表示されてても、実際はどれくらいエラーが発生しているのか?といった現象が把握しにくい状態でした。
TS-431P2は実際に生の値を見ることができるので、詳細に把握しやすくなります。
チーミングができる
TS-431P2は有線LANポートも2つあり、チーミングに対応しています。
フォールトトレランスにして1つのリンクが死んだらもう一つのリンクに切り替える負荷分散でもよし
ロードバランシングにして2つのリンクを交互に使用する負荷分散でもよし
IEEE802.3ad(リンクアグリゲーション)にして1Gbps+1Gbps=2Gbpsにすることもよしなので、冗長化構成も問題ないですね。
ただ、リンクアグリゲーションにする場合にはハブまたはルータにもリンクアグリゲーションに対応している必要があります。
いろんなアプリがある
Webアプリケーションから、LDAPサーバ、SQLサーバ、RADIUSサーバなどいろんなサーバとして使用することができるようです。
Tomcatも立ち上げることができるようなので、JAVAを用いたアプリケーションも作成できそうです。
メモリが4GBしかないため、保証対象外になりますが、メモリ増設することで複数のアプリケーションを立ち上げることができそうです。
デメリット
メリットがあればデメリットも存在します。
音がうるさい
筐体が小さいからなのか、HDDの音がダイレクトに響きます。HDD自体が大きいのか判断に迷いますが、結構大きく聞こえるので寝室等に置く場合には注意が必要です。
(といいつつ自分は寝室に置いてますが…)
熱が心配
これも筐体が小さいため、HDDの熱がこもりやすいです。ファンも筐体後ろに小さくあるだけなので熱がこもりやすいと思います。
S.M.A.R.Tの値も4月半ばで45~50度なので、夏場の稼働が少し不安です。
HDDは50度超えると寿命が短くなるって言われてますしね。
3年持つかな。
まとめ
今のところ買って満足です。色んな機能をまだ使いこなせていないので少しずつ使っていこうと思います。
懸念としてはHDDの寿命ですね。現時点で3台構成で最高51度になったので、4台構成になったときや夏場の場合が少し心配です。
様子みつつ構成を考えていこうと思います。