2014年2月24日追記
NEXCOからETC割引に関する情報が2014年2月14日に発表されました。
内容については以下の記事と異なるところがあります。(通勤割引が廃止等)
2014年2月27日まで意見募集も行っているようです。
詳しくはこちら
前回、ETC割引は2014年3月までという記事を書きましたが、それが廃止の部分と縮小の部分でわかれるようです。 国土交通省が発表した資料をもとに参考・引用しています。
休日特別割引以外は2014年4月から切り替わる予定(割引率は旧⇒新で記述しています。)
廃止は赤色、変更等はオレンジで色分けしています。
全て普通車の為中型・大型は違う場合があります。
- 終日
- 土日祝
- 休日特別割引
- 大阪・東京近郊以外
- 2014年6月まで:5割引⇒5割引(現行維持)
- 2014年7月以降:5割引⇒3割引(2割減)
- 大阪・東京近郊
- 3割引または5割引⇒廃止
(但し、深夜割引の時間は有効)
- 3割引または5割引⇒廃止
- 大阪・東京近郊以外
- 休日特別割引
- その他
- マイレージ割引
- 最大13.8%⇒最大9.1%(4.7%増)
マイレージ割引は現行1000ポイントで8000円分還元なので最大13.793…%割引で表示(1ポイント50円で計算)
- 最大13.8%⇒最大9.1%(4.7%増)
- 大口・多頻度割引
- 最大40%⇒最大50%(10%増)
(※2015年3月まで )
- 最大40%⇒最大50%(10%増)
- 消費税
- 5%⇒8%に上がる為その分料金上乗
(消費税率8%への引上げに伴い、税負担を円滑かつ適正に転嫁と記載)
- 5%⇒8%に上がる為その分料金上乗
- 一部区間のkmあたりの料金見直し
- 本四国道路:28.08円/㎞⇒24.6円/㎞
- 広島岩国道路:34.0円/㎞⇒24.6円/㎞
- 阪和道(海南~有田):39.36/㎞⇒24.6円/㎞
- 中央道(恵那山トンネル):39.36/㎞⇒24.6円/㎞
- 東海北陸道(飛騨トンネル):39.36/㎞⇒24.6円/㎞
- 関越道(関越 トンネル):39.36/㎞⇒24.6円/㎞
- 関門橋:64.0/㎞⇒24.6円/㎞
- アクアライン:179.28/㎞⇒108.1円/㎞
- 本四高速(海峡部):252.72/㎞⇒108.1円/㎞
- 本四高速(明石海峡):404.35/㎞⇒108.1円/㎞
- マイレージ割引
ETCの割引制度は種類が多い上に時間地域・距離によって適応除外があってわかりにくかったですが、制度廃止の恩恵(?)でわかりやすくなりました。
以下の図は2014年4月1日からの料金です。
国土交通省:料金割引の見直し [NEXCO]の図
通常の料金よりも上乗せにされてた区間が見直され、主に3パターンの料金体制になるようです。
これでぼったくりだった明石海峡大橋がかなり安くなりました……
国土交通省:3つの料金水準の導入 ~「整備重視の料金」から「利用重視の料金」への転換~の図 しかし、明石海峡大橋の値下げは5450円から3200円になった定価のみで土日祝料金は変わらず2550円となる予想みたいです(消費税5%の場合なので8%になると値段上がると思います。)
国土交通省:本四高速の新たな料金(ルート別)の図 現在はまだ基本方針の段階の為、各高速会社が料金発表を行い、国が事業許可を出した時点で有効になるみたいです。 基本方針を打ち出したのが2013年12月20日、新料金スタートが2014年4月1日からとスパンはかなり短いのです。 阪神高速・首都高速も料金改定の話が出てますが、首都高速は2015年まで、阪神高速は2016年まで現行料金を維持なので、価格決定はまだまだ先になると思います。 また、新しく情報がありましたら掲載したいと思います。
参考 新たな高速道路料金に関する基本方針の決定について NEXCO西日本:ETC・割引情報